リレー随想

2019/02/19
No.188 2019年3月号 2016年卒 梶 友哉
「日々挑戦」

この度188に選ばれました2016年卒の梶友哉と申します。
サッカー部の一つ下の後輩の青木君からバトンを受け取りましたので、近況を投稿させて頂きます。
私の大学時代のことを少し書かせていただくと、サッカー部に所属し、日々サッカーに没頭しておりました。3年生の時には主将も務め、チームのみんなをまとめることや結果を出すことの難しさなど痛感し、悔しい経験もしました。サッカーだけでなく、遊び、バイトなどもいっぱい行い、充実した4年間を過ごすことができました。

現在は、株式会社サンゲツというインテリアのメーカーで営業として働いております。
就活ではインテリアメーカーと聞き、カッコいいかつおしゃれな会社だろうと思っていましたが、入社してびっくり。思ってたのと全然違う会社やん(涙)…でした。
仕事内容は割愛させて頂きますが、社会人そんな甘くないなと感じました。
そんな私は入社して3年になりますが、日々心掛けて仕事していることがあります。
それは「挑戦」です。

社会人になって、あるお客さんから怒鳴られたことがあります。
「梶はちっとも成長していない!それは昨日やそれ以前のやり方をルーティンワークだけをしているからだ。もっと昨日やそれ以前のやり方とは違うことやもっといい方法で挑戦はしないのか?人は新しいことに挑戦して、失敗・成功を繰り返して成長していく。そのままだと梶は3流のままだぞ」
私はその時、心に何かが突き刺さりました。
自分の人生、生活、仕事に対してルーティンのみでは成長、進歩がないむしろ衰退していく人生を送るのではないかと思いました。

その時から私は何かに対して挑戦するように日々過ごしております。
訪問件数を昨日よりも多くする! 昨日より大きい声で挨拶する! 提案の仕方を少し変えてみる! 昨年よりも読書をする!同期の中で一番早く昇格する!など大小関わらずなんでも挑戦するよう心かけております。
挑戦したことは成功することもありますが、失敗することは多いです。
それでも自分が成長することを目指してこれからも挑戦することは続けていきたいと思います。目指すは挑戦し続け、昨日の自分を超えていくことです!

以上、長文となりましたが、最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
次のランナーは私が高崎に行って初めて出来た友達かつ藤本ゼミの同期である福西鴻喜さんにバトンをつなぎたいと思います。
(宮城県仙台市在住)
2019/01/29
No.187 2019年1、2月合併号 2017年卒 青木寛樹
「運と偶然で生きてきた人生、なんとかできる」

この度187番目のランナーに選んで頂きました、2017年卒の青木と申します。

在学中はサッカー部で主将を務めまして、その圧倒的リーダーシップから「独裁者」と陰で慕われておりましたが、2017年に卒業したあとは「丸くなったね」と太ったことをチクチク言われております。いまでもグングン増量中で、着られるスーツが無くなったらダイエットを始めようと思っている次第です。

そんな私ですが、今まで運と偶然と近くにいた神様のような人に助けられて生きてきた人生でした。

山形県の人口25,000人という小さな田舎町に末っ子として産まれてから長男の真似をしてサッカーに明け暮れました。

中学校では部活に入らず小学校の恩師が設立したクラブチームに1期生で入り、偶然とコネで県選抜の練習などに呼んで頂きました。

その後はサッカーをするために、県選抜の練習会で会った友人に「一緒にサッカーしよう!」と誘われ、車で片道1時間ほどかかる商業高校へ進学しました。その友人は試験で不合格でした。サッカー部では全国を目指し仲間と一緒に青春を過ごしました。一緒にボールを蹴るだけで青春が鮮やかになりました。サッカーは偉大で
す。チームメイトが優秀だったおかげで県選手権ベスト8まで楽しませて頂きました。

大学受験では、高経の願書締切日を間違えて伸う伸うとしていたところ、前日にたまたま担任の先生から連絡が来て、雪が多いので身動きが出来ないことを伝えたところ、車で迎えに来てもらい、受験料を借りて出せたことで高経を無事受験でき、合格しました。このときのことは今でも忘れません。頭が上がりません。

その後はたまたま大学でもサッカー部に入り、両親譲りの大酒飲みだったので部長兼宴会隊長として大活躍しました。

友人がベンチャー企業でアルバイトをしていたところに誘って頂いたおかげで、ベンチャー企業の楽しさを知り、就活の方向性を大企業からベンチャー企業へ180度変えることができました。

高校・大学時代に唯一得意だった簿記・会計を駆使した財務コンサルティングサービスを中小・ベンチャー企業に提供しているThe CFO Consulting鰍ノ新卒1期生で入社し、何社か担当を持たせて頂いております。クライアントの社長全員がパワフルで、前へ進み続けようとしているのを横で見ることができているのは、かけがえの
ない経験で、この人たちを支えていこうと本気で感じて生きております。

そんな社長たちに「運と偶然と近くにいた神様のような人に助けられて生きてきた」ことを伝えたところ、「そんなの俺たちもそうだ」と言われました。「チャンスはその辺に転がっていて、それを手にすることができるのは自分の力が1割、あとは運と偶然が9割。でもそのチャンスを上手く活用できるのはそれまで努力してきた
やつだけ。」とも。

だからこそ私は「なんとかなる」ではなくて「なんとかできる」と自分に言い聞かせております。

長文になりましたが、拙い文章に最後までお付き合い頂き誠に感謝申し上げます。

次はサッカー部時代の一つ上の先輩で、ちゃらんぽらんしていた私達の代を戒めて下さった梶先輩にバトンタッチしたいと思います。
(東京都中野区在住)

- Topics Board -