リレー随想
2019/04/30
No.190 2019年5月号 2016年卒 武井一平
「縁」この度、190番目のランナーに選んで頂きました2016年卒の武井です。
卒業して丸3年経った今でも親交のある福西君からご指名を頂きましたので、寄稿させて頂きます。
2016年3月に卒業してから、群馬県内で住宅メーカーに勤めております。
新築一戸建ての営業として社会人生活をスタートさせて早3年、あっという間だった気がしています。今年に入ってから部署異動があり、分からない事だらけで慌てる、新社会人の頃の様な毎日を過ごしております。
そんな日々を過ごす中で、最近よく感じるのは、周りの人達に支えられているなという事です。
一生に一度の買い物である住宅に携わるという事は、それだけプレッシャーもありますし、家一軒建てるのに多くの人が関わってきます。そういった方々に支られて初めてプレッシャーにも打ち勝って、仕事が出来ていると気付くのに3年かかりました。
勿論仕事だけでなく、学生時代からの友人や仕事と通して知り合った方達との繋がりがあってこそ今があるとしみじみ感じております。
こんな真面目風なことを書いていますが、学生時代は勉学に励む事はほとんど無く、ほぼ毎日をアルバイトや仲の良い友人と過ごす日々でした。授業にもあまり出ず、留年の2文字もちらつきましたが、そんなリスクを負ってでも得た人との縁は私にとってかけがえのないものになっています。
社会人になって最初の1年は、早く1人前になりたいという焦りから、仕事に明け暮れ、多くの友人と疎遠になってしまいましたが、それでも未だに繋がっている縁と新たな環境で出来た縁を大切にこれからも日々を過ごしていけたらと思います。
最後に、最近心掛けている事をこの文章を読んでくださっている皆様の何かの足しになったら良いなと思い、書きたいと思います。
「何か嫌なことがあった時に、どんな些細な事でもいいので、誰かの為になる事をする。」
嫌な気分を引きずるぐらいなら、いい事をして、自己満足に浸るなり、感謝されて気持ち良くなった方が自分も周りも得をします。もし良かったら試してみて下さい。
拙い文で読みにくい点もあったかと思いますが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
次は、ゼミの仲間で私と違い真面目に勉学に励んでいた桑原君の近況が気になるのでお願いしたいと思います。
(群馬県高崎市在住)
2019/03/17
No.189 2019年4月号 2016年卒 福西鴻喜
「ターニングポイント」今回189番目のランナーに選んでいただきました、2016年卒の福西鴻喜です。
大学での初の友人である梶君からご指名いただきましたので、駄文になるとは思いますが大学生活や近況報告をさせていただきたいと思います。
まず僕の大学入試は電車を間違えて遅刻するところから始まりました。母とわざわざ事前に練習で東京に行きましたが、その意味がありませんでした。半泣きをしながら母に電話をしたことをよく覚えています。(なぜ間違えたか原因はいまだ不明ですWW)
その後、無事に大学に入学した僕ですが、勉強は二の次三の次で人生の夏休みの如く自分のやりたいことをさせていただきました。勉強はほどほどにしか行いませんでしたが大学での生活はとても有意義なものとなりました。まずはアルバイトの経験です。結婚式場と酒屋とを掛け持ちをしました。ともに陽と陰の対極的な仕事内容でしたが、そこでの経験が今の仕事にも活きています。
次にサークルでの活動です。デスペラードという野球サークルに所属しておりました。幹事長という役をさせていただき一団体の長として様々な計画を立てたりするということはかけがえのない経験ができたと思います。
そして最後は大切な友ができたことです。アルバイトやサークル、学校生活を通じてたくさんの友ができました。高経大は全国から生徒が集まっており、全国各地に友を作ることができました。長期休暇では皆で集まり馬鹿をして遊んだりということをいまだにやっています。これは大学に行かなければできなかったことだと思います。
そして卒業後ですが、大好きな地元静岡に帰り、「静岡のために働きたい!!」と決意し、当時車が好きであったということもあり県内の車関係の会社に就職しました。がしかし、ふたを開けてみると最初の配属先はなんと、兵庫県。その辞令を受け取ったときの「地元の会社に就職した意味ないじゃん!(笑)」感は否めなかったです。初めは右も左もわからず、何度仕事を変えようかと思いましたが、気づいたらもう4年目、、、、。
今では愉快な仲間もでき日々仕事を楽しめるようになってきました。昨年には結婚もし、つい先日には第一子も生まれ仕事もプライベートも充実、(ついでに腹回りも充実してきているわけですが、、、、笑)人生いいことばかりではありません。
僕が日々心に言い聞かせている言葉があります。それは「必要必然」という言葉です。辛いことや苦しいことが起こったときは、この言葉を思い出して自分が成長するための経験だと思い、これからの長い人生を歩んでいきます。
散文にはなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次は、何でも気兼ねなく語り合える友である、武井一平君にバトンパスをしたいと思います。
(兵庫県加古川市在住)