リレー随想

2023/09/14
No.241 2023年9月号 2016年卒 東野(星野) 真由
「人との出会い」

 西尾さんからバトンを受け取りました2016年卒の東野(星野)真由です。
 
 大学生活は部活、ゼミ、バイトと日々目まぐるしく過ごしておりました。どれも思い出深いですが、全てにおいて共通して言えることは、【人との出会いは貴重な経験だ】ということだと思います。自分自身がこの選択をしたからこそ出会えた方々がたくさんいて、もし高崎経済大学に入学していなかったら今の自分は居ないかもしれません。

 特に高崎経済大学は全国各地から学生が集まっており、私の友人も群馬県外の子が多いです。考え方や生活の仕方、方言など、今まであまり触れる機会のなかった違いに出会い、気づいたときはとても新鮮に感じました。

 現在私は金融機関で働いております。主に、お客さま一人一人の意向や考え方に寄り添って、具体的に提案やプランニングをしていく業務です。
 業務の中ではお客さまの話を聞く機会が多く、特に60〜70代の方で自分が知らない知識や経験を聞くと勉強にもなりますし、貴重な出会いだなと感じながら業務に励んでいます。

 今後も、今までの人生で出会った方々に感謝しながら、たくさんの方との出会いを大切にして過ごしていきたいと思います。

 次にバトンを渡すのは同年卒の山崎(佐貫)寧乙さんです。
 ねおぴー!そろそろ会いたいよー!またみんなで集まろうね!
 山崎さんの近況やお話を楽しみに待っています!

 読んでいただきありがとうございました。
(高崎市在住)
2023/08/14
No.240 2023年8月号 2014年卒 西尾 弘昌
「成功するためにやるんじゃないのよ 納得するためにやるのよ 人生は」

 皆様ご機嫌麗しゅう。経済学部2014年卒、西尾弘昌です。初めに。長くなりますので、お時間に余裕のない方は次の方へお進みください。
 私は現在、ワーキングホリデーの名の下、オーストラリアにて大変苦行を強いられております。2024年1月まで滞在予定ですので、お暇な方はぜひ。心よりお待ちしております。

 さて、大学生活と言えば、麻雀、ボーリング、ボード、カラオケにビリヤード、そして旅行。ときには、メイドカフェに行ったり、耳かき専門店で女の子に耳に傷をつけられたりと、まっこと楽しゅう思い出ばかりです。
 大学を卒業してからと言うもの、地元へ戻り、銀行へ就職したのはいいものの、次第に減る遊べる友達、結婚・出産を経て減る友達、とどめを刺しにきた新型コロナウィルス感染症。とまぁなんやかんや、2022年1月に仕事を辞め、30歳無職となりました。

 と言うことで、ここから2022年の振り返りを行いたいと思います。
2月〜3月。
「やりたいことの見つけ方」というセミナーを大真面目に受講。も、見つからず。
4月。
疎遠になってしまった友人と数十人と会ってみた。久しぶりに連絡しすぎて、なんかのセールスかと間違われるハプニングも。
5月。
自分で事業を立ち上げることを模索。いろいろなコミュニティーに参加。マルチの勧誘を受ける。(途中までは良かったんだけどなぁ。)
6月。
アメリカのドラマ"Friends"に出会い、『この世界観が理想や!』『英語しゃべれたらかっこよくね?』と英語に全振りを決意(まずは3ヶ月!) 。
7月。
ワーホリを知る。…も、1年という時間、英語勉強の目的が"ただかっこいい"という軟弱さから葛藤。
初めての兄弟だけの食事。改めて、人間って人それぞれ考え方が違うんだなと実感。声をかけてよかった。
8月。
1ヵ月間沖縄へ。
ヘルパーとして1ヵ月間共同生活。1日3時間労働。給料なし。家賃タダ。同じヘルパー仲間との時間、プライスレス。
9月。
賃貸を退去(2021.12〜2022.9)。理由、ワーホリを決めたから。
元々の賃貸理由。私「仕事辞めるわ。」親「ダメ。一人暮らし経験したらいいよ。」私「OK。来月から一人暮らしするわ。」(そもそも30歳で実家暮らしとか…。ほんと両親に感謝感激雨嵐。)
それとおそらく中学生ぶりに家族旅行へ。家族って、なんでこう無償の安心をくれるんでしょうか。
10月。
鳥取にてリゾバをスタート。
開始5日目で干される。私の名誉のために言っておきますが、仕事はめちゃくちゃできました。他のお姉さん方も褒めてくれました(そういえばチップをもらうなどと言う初体験も)。
ちなみにバイト内容は中居さん。
11月。
1週間ほど禅センターにて修行。
接心と言う名の、一日中座禅を組み続ける日。「呼吸をする音がします」と注意の入る座禅。座禅が出来ずに椅子に座り、軽くいびきをかいて寝るお婆ちゃん、御年72歳(何しにきた!?)。無言の食事。たくわんで拭いとる残飯。
全ていい経験で、笑いのネタにもなる、最高の体験でした。
+毎食前必ず読まれる"五観の偈"がもう。
二つには己が徳業の全闕を忖って供に応ず。
皆さんはその食事を頂くだけの徳を積めていますか?
12月。
前月中旬よりスタートさせていた熊本でのリゾートバイト続。
ここからイカれたメンバーを紹介。
客が来るとすかさず隠れる、超大型ルーキー○井(41歳)!
声が大きく勢いあるも、メンヘラ奥さんの退場により強制退場を余儀なくされた○野さん(39歳、奥さん26歳)!
初日はそつなくこなすも、2日目に突然奇声をあげ、3日目橋の上で包丁を持ちながらたたずんでいるところを警察に保護された○○くん!
本当に世の中には色んな人がいるものです。
そして1月。
出国を1週間後に控えたあるPCR検査からの帰り道。
自転車の私は歩行者様との軽い接触。後、突然歩行者様に殴りかけられ、10数発殴られた後、6万円をカツアゲされると言う事件を経て、ここオーストラリアに参戦しました。
皆さんも自転車の運転には気をつけて!

 オーストラリア生活は特筆すべき事はなく、強いて言えば、私のバイト先が突然の閉店申告(閉店4日前)。現在、私は再び無職と言うことですかね。本当、人生いろいろなことがあります。

 長くなりましたので、ひとつだけ。
 何事にも区切りを持ちましょう。

 仕事を辞めてからというもの、全てにおいて区切りを意識するようになり、話せる経験も増えた様に思います。人生は経験の総和であると思います。どんな挑戦も、失敗ですら、将来大切な"経験"という財産に変わります。
 今思い返せば、銀行で勤めた約8年間、何をしたか、どのような経験があるか、どのような思い出があるか。簡単に語ることができません。それはただなんとなく生きて、ただなんとなく仕事に行って、長すぎる定年までの時間に区切りを持てなくなっていたからだと思います。
 区切りがあるから、終わりがあるから今この瞬間を頑張れる・楽しめるというものです。
 現在の私は、英語の勉強は今年いっぱいと決めているので、来年一年は、日本で新たな業界にでも挑戦してみようかなどと考えております。

 最後に。リレーのバトンは、同じく準硬式野球部のマネージャーとして奮闘してくれた星野真由さんに引き継いでもらいます。私としては色々近況も気になるところでありますので、楽しみにしながら9月号を待ちたいと思います。
(オーストラリア在住)

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