リレー随想

2022/11/14
No.231 2022年11月号 2014年卒 中島悠太
「30年間で一番濃い4年間」

 同期の須賀望くんからパスをもらいました、地域政策学部2014卒の中島悠太です。須賀くんとは、私にとって一番濃い4年間のうち、NPO活動で多くを共にした仲間でもあり、卒業後もゆるーく繋がっている、そんな間柄です。(ちなみに、ついつい上並榎の経大前通りをチョイスしてしまう気持ち…分かります…笑)
30歳を超えて、卒業してもうすぐ10年になります。あっという間ですね。

 サークル活動、ゼミ活動、NPO活動等々、本当に色々な経験をさせてもらえた、高経での4年間はこれまで約30年を振り返って最も貴重な時間でした。
 元々人付き合いが得意ではなかった私にとって、不慣れなことばかりで大きな挑戦でしたが、地域・企業・様々な方と話をしたり、学生さんやOBOGともたくさん話し合いをしたり、協力をお願いしたり…
失敗もたくさんありましたが、本当に多くの時間をかけてきました。それらの経験があって今の私がいるんだと思っています。深夜まで話し合いをすることもありました、その中で無理矢理飲んでいたコーヒーが、今では仕事中の相棒だったり…なんだか懐かしいですね(笑)

 私は、地元の某役所で働いています。福祉・農業分野の仕事を積み、4月から教育分野へ。慣れないことばかりで潰れてしまいそうになることも多々(何なら今も…)ありますが。。
 色々な分野がある業務ですが、「地域住民の方と関わりながら、如何に良い地域にできるか」と言う共通点は変わりません。また、社会人になって時間が経った今こそ、学生時代に「やりたかったけどできなかった」色々なことにチャレンジしています。一つ一つが「新しい発見」に繋がることを考えながら、高経時代の経験を思い出しながら頑張りたいと思います。

私の随想は以上です。
 
 次にバトンを繋ぐOBを紹介します。須賀くんと同じく同期の久保田匡輝くんです。大学時代に入って最初にできた友達で、今でも繋がってくれている大切な同期です。
いつも本当に感謝です。またに行きましょう!
(群馬県在住)
2022/10/03
No.230 2022年10月号 2014年卒(修士2016卒) 須賀望
「高経はココロのオアシス」

 山本千尋さんからまさかのキラーパスをもらいました、学部2014卒、修士2016年卒の須賀望です。山本さんとは、先々月の投稿者である石井さんが企画した学園祭の展示企画がきっかけで仲良くなった(と、記憶してますが合っているでしょうか?笑)間柄です。先月の投稿を拝見する限り、お仕事もなんだかんだ言いつつ順調なようでなによりです。ブラック社会人はどこへやら…近況報告会であれこれツッコみたいところです。

 タイトルについてですが、読んで字の如く、高経はココロのオアシスだと思っております。入学するときは、まさか6年間も通うとは夢にも思わず…。しかし通った年数の分、愛着が湧いてしまいました。休日に高崎方面に行く際など、別の道を通った方が早いにも関わらず、ついつい上並榎の経大前通りをチョイスしてしまいます(分かる!という方はいるでしょうか…笑)。妻と出かける際にも経大前通りを通過する確率が高くなってしまい、「本当にこの道好きだね…」と冷ややかなツッコミを入れられる有り様です。

 なぜそう思えるのかと言えば、やはり私にとって高経での学生生活がとても充実したものであったからだと思います。書き出すとキリがありませんが、特に恩師の大宮登先生のもとでのゼミ活動はとても刺激的で、特にNPO活動を通じては様々な学びがありました。それまでの人生で接点のなかった地域住民の方や、社会人の方と協働する機会であったりと、とにかくたくさんの挑戦する機会をいただいたと思います。
 魅力的な仲間たちと活動に取り組んだ時間は、今も自分にとっての財産となっています。余談ですが、今思い返してもめちゃくちゃ会議が多かったですね。深夜のファミレスで意識朦朧となりながら会議していたのが懐かしいです(今では考えられない…笑)。

 さて、そんな私ではありますが、卒業から現在に至るまで群馬県内の金融機関に勤めております。社会人1年目の頃に感じたのは「とても地域社会と接点のある仕事だな」ということでした。当時は実家近くの営業店に配属されていましたが、仕事を通じて数年ぶりに地元の友人と関わる機会があったり、この地区にこんなモノをつくってる会社さんがあったのか!という気づきがあったり…。そんな方々に対して、金融を通じてお役に立てたときは、大きなやりがいを感じたものです。現在は管理部門に所属しており、分厚い本片手にパソコンと睨めっこしている時間が多く、地域のお客さまとの接点は減ってしまいましたが、初心忘れることなく精進していかねばと思っている今日この頃です。

 簡単ではありましたが私の随想は以上とさせていただきます。

 次にバトンを渡したいのは、学部の同級生である「なかじ」こと中島悠太くんです。なかじは学生時代からなんだかんだ頼りになる男でして、つい今回も頼ってしまいました。どんな随想となるか楽しみです。最近は登山にも行けていないので、来年あたりはご一緒しよう!
(富岡市在住)

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