リレー随想

2022/12/01
No.232 2022年12月号 2014年卒 久保田 匡輝
「偶然・幸運」

 同期の中島悠太氏(以下なかじ)よりバトンを受け取りました、地域政策学部2014年卒の久保田匡輝と申します。なかじにとって、自分が初友人という事に驚きましたが、私にとっても、なかじは大学初友人です。また飲みに行きましょう〜

 私にとって経大での生活は、大きな偶然が2つ重なった結果生まれたものだと思っています。
 1つ目の偶然・幸運は、経大(群馬)を知れたことです。前提として、経大は第一志望ではなく、前期入試2か月前まで知らない大学でした。センター試験で大コケし、まだ興味が持てそうな国公立大学というテーマで探し、合格したのが経大でした。最初こそ思い入れの無い大学と思っていましたが、講義内容がどれもおもしろく、「ここに来られて良かった。」と思っています。
群馬県も初めて来ましたが、とてもいい所でした。「雷と空風 義理人情」に恥じぬ、他人の事を本気で考えてくれる県民性だと感じています。

 2つ目の偶然・幸運は、友人に出会えた事です。
 私は1年生の時から、NPO活動に参加していました。大宮先生の地域づくり論で存在を知り、その授業で出会った友人に紹介してもらいました。その友人は、大宮先生の地域づくり論の初授業に5分遅刻した結果出会いました。あの日遅刻せず、前の方の席に座っていたら、自分の大学生活は全く違うものだったでしょう。紹介してくれた友人には本当に感謝しています。
 それをきっかけとして、本当に色々な人たちと出会うことができました。NPO活動について語合ったり、意見をぶつけ合ったり、遅くまで構内で作業をしたり…
大学生活が毎日楽しく、寂しい思いをせずに過ごせたのは、間違いなく偶然の出会いの賜物です。皆様本当にありがとうございます。

 卒業後私は地元長野県に戻り、スーパーの鮮魚担当として8年ほど勤めました。大学で学んだことはあまり活かせませんでしたが、まぁそういうものなのかもしれません。もう少しすると、寒魚の季節になります。魚が脂を蓄え、煮つけ・塩焼き・刺身がおいしい時期ですね。今年こそは氷見(もしくは佐渡)ぶりの塩焼きが食べたいものです。

 今年の3月から心機一転。現在は学習塾に勤めています。塾生が志望校に合格し、楽しい学生生活を送れるようにするため、自分には何ができるかを考えながら仕事をしています。うまくいかないことの方が多いですが、志望校合格や学校生活を楽しく過ごせるお手伝いが出来ればと思い、日々奮闘しています。

 今、塾生に「大学は楽しいよ!」と言える大学生活が送れたことを、大学で出会った方々・親に感謝して、私の随想を終わろうと思います。

 次にバトンをつなぐのは、同期の守屋(高梨)倭妃さんです。突然の依頼であったにも拘らず、快諾してくれました。ありがとうございます。忙しい中すいませんね…
体調に気を付けて、近況がまた聞けたらと思います。
(長野県諏訪市在住)
2022/11/14
No.231 2022年11月号 2014年卒 中島悠太
「30年間で一番濃い4年間」

 同期の須賀望くんからパスをもらいました、地域政策学部2014卒の中島悠太です。須賀くんとは、私にとって一番濃い4年間のうち、NPO活動で多くを共にした仲間でもあり、卒業後もゆるーく繋がっている、そんな間柄です。(ちなみに、ついつい上並榎の経大前通りをチョイスしてしまう気持ち…分かります…笑)
30歳を超えて、卒業してもうすぐ10年になります。あっという間ですね。

 サークル活動、ゼミ活動、NPO活動等々、本当に色々な経験をさせてもらえた、高経での4年間はこれまで約30年を振り返って最も貴重な時間でした。
 元々人付き合いが得意ではなかった私にとって、不慣れなことばかりで大きな挑戦でしたが、地域・企業・様々な方と話をしたり、学生さんやOBOGともたくさん話し合いをしたり、協力をお願いしたり…
失敗もたくさんありましたが、本当に多くの時間をかけてきました。それらの経験があって今の私がいるんだと思っています。深夜まで話し合いをすることもありました、その中で無理矢理飲んでいたコーヒーが、今では仕事中の相棒だったり…なんだか懐かしいですね(笑)

 私は、地元の某役所で働いています。福祉・農業分野の仕事を積み、4月から教育分野へ。慣れないことばかりで潰れてしまいそうになることも多々(何なら今も…)ありますが。。
 色々な分野がある業務ですが、「地域住民の方と関わりながら、如何に良い地域にできるか」と言う共通点は変わりません。また、社会人になって時間が経った今こそ、学生時代に「やりたかったけどできなかった」色々なことにチャレンジしています。一つ一つが「新しい発見」に繋がることを考えながら、高経時代の経験を思い出しながら頑張りたいと思います。

私の随想は以上です。
 
 次にバトンを繋ぐOBを紹介します。須賀くんと同じく同期の久保田匡輝くんです。大学時代に入って最初にできた友達で、今でも繋がってくれている大切な同期です。
いつも本当に感謝です。またに行きましょう!
(群馬県在住)

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