心と品格 top
世の中「きたなく」なった。環境問題盛んになったが、
「心」の環境はきたなくなった。例えば、公私混同は
良くないといいながら、社会生活における公私のけ
じめが一部なくなった。
公衆の面前で私空間ですべきことを堂々と行う。
家族連れのマイカー内での言動を公衆乗り物内で
行う言動のけじめのなさ。要は、区別がなくなった。
差別はよくないが区別は必要である。
平等を実現するのにベースの違いを無視して行お
うとすると、悪平等が生じる。平等を実現する場合は、
結果として公平に行われたか、扱われたかを問うべき
とある。社会に絶対値と相対値があるからこの辺を混
同すると問題がややこしくなる。
もうひとつ「品格」がいわれなくなった。
これは「恥」との感覚も関連してきますが、これは、
単に「時代が変わった」ですごされる問題であろうか。
みんなで考えてみる価値はあると思いますが、
皆さんいかがでしょう。
小部正道(’66卒)