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  「世界歴史の流れに身をまかせ、子育てを学ぶ我輩」

                                1990年卒 武藤
 雅俊

 146番目のランナーとなりました、平成2年卒業の武藤です。
 同じゼミの妖精さんみたいな五嶌さんからバトンを受けました。

 卒業して、もうすぐ25年経ちますが、前も後ろも霧の中、未だ子育て真っ只中です。最近は、高崎に行くことも少ないですが、ホームカミングデーに家族で立ち寄りました。コンビニがあるのにびっくりしました。

 思い返すと大学生活は、たった4年間で、お金もなく時間だけが無限にあると思われてた時ですが、今では取り戻せない大切な時間だったと思います。
驚きや新鮮さもなく過ごしているこの頃は、何十年経っても印象に薄いですが、短い時間でも感動や喜びなどが、よみがえってくるときの一つが、学生生活だったように思います。 ゼミ合宿&温泉スキー、河川敷テニスコート、表銀座縦走、尾瀬合宿の水浸し、満天の星空と安いウイスキー、学祭後の酸っぱい部室、ミニコンポ販売、模範解答と追試、家庭教師、汗まみれのコンサートスタッフ・・・・

 子育てをしている日々は、毎日が一生懸命で振り返ることが少ないですが、子供のぬくもりを感じるとほのぼのとした気持ちになります。
イクメンとは、聞こえがいいですが、毎日がチビとの戦いです。暴れ子ヤギと年老いたペータの格闘のような日々で、子ヤギの企てに毎回、怒鳴りちらしています。それでも、寝ている子供は、愛らしいです。今日も子ヤギたちは布団を温めてくれています。

 ふと周りを見ると、同年代の仲間はみな年取ったなあと感じます。当然、自分もそう見られていることでしょう。お金はなかったですが、学生の時はバブル全盛で、スキーに、テニスに、登山にと汗を流していました。「私をスキーに・・」の世代で、社会に出た後もスキー場の往復に何時間もかけ、狐狸が出るような山道を四駆で通っていました。今では、土日でもスキー場の往復やリフト待ちに、それほどストレスを感じません。
経大スキー部には入ってなかったですが、学生時代からのスキー好きのまま、社会に出て、職場のスキークラブに入り、クラブの仲間もそのまま一緒に年をとっています。最近は、スキーヤーも高齢化して、すごい滑りだなあと思っていた人が、レストハウスでヘルメットを脱いだ姿は、あれあれ、おじいちゃん。それでも、滑る姿は、アスリート。競技をしている高齢者も多いです。自分も、競技をかじり、未だに毎年の職場対抗GS大会を楽しみにしています。

 好きに気ままに、書かせていただきましたが、この随想を書いて、いろいろ学生生活と今を振り返ることが出来ました。機会を与えていただいた皆様にたいへん感謝しております。

 それでは、次のランナーをご紹介します。
最近、顔を合わせていないですが、このリレー随想をきっかけに連絡をとることが出来ましたゼミ友のひとりで結婚式に友人代表スピーチをいただきました田尻茂隆さんにバトンをお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。〜How do you do?〜