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                          2002年卒 加藤 敦史 
「私の仕事」

 皆さんはじめまして、私は加藤敦史と申します。卒業年次は平成14年です。現在は埼玉県さいたま市に在住しています。

 私は群馬県の高崎の倉賀野出身です。地元の同級生多くが東京の大学に進学するなか、地元の高崎経済大学に進学しました。

 子供の頃から大学卒業まで、群馬県の中のみで過ごすことがほとんどであったため、自分の中では、もっと広く世の中を見てみたいという思いがありました。 今回の「リレー随想」の執筆にあたり、正直、何を題材にしなければならないのかわからないところもありますが、現在の私の仕事についてお話ししたいと思います。

 私は大学卒業後に、大手鉄道会社に就職し、現場で3年近く経験しましたが、その後、非現業部門で会社側として労働組合と団体交渉したり、グループ会社の出向先で人事をやったりと、鉄道会社の本業とはほど遠いセクションで仕事を行ってきました。 そこで、今現在はというと、電子マネーに係わる仕事を行っていて、具体的には運用ルールや精算ルール等に関する担当をしています。電子マネーというと、今でこそSuicaやPASMO等の鉄道会社の電子マネー、WAONやnanaco等の流通系の電子マネー、QuickPayやiD等のクレジットカードのような後払い型の電子マネー等、何種類のマネーが存在し多くの人が利用していますが、私が大学在学中の10年前では、ようやくEdyが世に出たばかりで、これほど多くの利用に広がるとは思いませんでした。利用者のライフスタイルにあった電子マネーを選ぶことで、現金で支払う時よりも便利だったり、お得であったりします。
 しかし、一方で、多くの電子マネーが存在するため、ルールや規格の違いがあり、利用者にとってはわかりにくかったり、時には不便を強いられたりします。

 そんな異なる電子マネーのルールを、今後、利用しやすく、わかりやすくするのも私の仕事のひとつであります。

 既にヘビーユーザーといってもいいくらいに利用されている方もいるかと思いますが、まだ、利用したことのない方、是非、一度利用してみてはいかがですか?