top
『第二の故郷・高崎と手作りの旅の勧め』

斉藤みゆきさんからバトンを引き継いだ高久です。
卒業して13年経った今も、第二のふるさと高崎は特別の町です。
去年久々に高崎に遊びに行ったのですが、たまたま『えびす講』の日で、久々に町並
みを散歩しました。私の在学時代とは違って、とてつもなく発展していました。特に
高崎駅の西口は一瞬だけだけど大都会。

懐かしさのあまり町中をドライブしてみました。大量のもやし炒めとご飯で飢えを
しのいだ大学前の満腹亭、大盛を苦しみながら食べたスパゲティ・ボンジョルノ。2
次会はカラオケオンステージ・恋文横町。上がりのお茶漬けがおいしかった天まで上
がれ、ランチおまかせのシャルル、夜食のジャンボハンバーグが楽しみだったブロン
コ、立ち読みだけで本を買わなかった文進堂書店、デートスポットのサティ、パーク
レーン…。なくなっていた店もありましたが、学生時代が昨日のことのように懐かし
く思い出されました。

今も松浦市長が健在とのことでうれしく思います。私が20歳の頃、とある割烹料
理屋でバイトしていたとき、松浦氏の出陣式のパーティーのウエイターをしていまし
た。手品師まで登場してパーティーが盛り上がっていました。印象深いのは壷の中に
水を入れて逆さにしてもこぼれないという手品です。パーティーが始まる前に厨房で
壷の中を除くと、なんとスポンジが入っていました。もし、スポンジを抜いておいて、
手品師が頭から水をかぶっていたら、今の高崎はなかった…かな?

さて、今年はあまりの寒さと加齢でさすがに初ももひきをしてしまいました。でも、
もうすぐ花見のシーズンです。私の実家は栃木県栃木市で、古くは『路傍の石』の山
本有三、芸能人では山口智子の出身地です。ドラマやサスペンスのロケ地でもあり、
私もバスの乗客としてNHK教育テレビに出たこともあります。
郊外の太平山は花見の名所で、毎年観光バスが何台もやって来ます。私も花見を楽
しみにしています。最初の一杯はスーパードライで、あとは氷結、ワンカップ大関を
混ぜてセブンイレブンのおでんでもあれば充分いけそうです。
かんぴょうを麺にすりつぶした夕顔ラーメン、伝説の太平山の焼き鳥と卵焼き、と
にかくおいしい出流のそば、三国志の人形のある栃木山車会館…。私が栃木市役所に
勤務しているのでPRさせてもらっているのもありますが、蔵の町栃木の魅力はまだ
まだ語り尽くせません。ぜひお越し下さい。その際は時間にゆとりを持って、デジカ
メを手にゆっくり歩いてみて下さい。きっと面白いものがみつかるはずです。

 また、私は旅行が好きで、国内はほとんど行きました。その土地の人情味や文化、
おいしい食べ物に触れるのが楽しみなのです。
高級なホテルに泊まるのもいいけれど、その土地柄を知るには健康ランドに行って
泊まるのもお勧めです。一泊3千円位で泊まれるので旅費を浮かしてその分おいしい
食べ物を食べます。大広間には家族連れ、カップル、友達同士、長距離トラックの運
転手、水商売のお姉さんなど、色々です。皆が同じアロハやムームーを来ているのも
面白い。
方言もノリも気性も違う人達と一緒に酒を飲んでいるうちに地元の人みたいになっ
てしまいます。カラオケで飲み過ぎた分のカロリーを消費し、風呂とマッサージで凝
りをほぐし、あがりにラーメンを食べて仮眠ルームで旅の疲れを癒します。
翌朝起きると我に返ります。近くの人が多いなか、自分の家はここから何百qも離
れていて、帰らなければと思う瞬間が寂しい。でもそこが旅の情緒かもしれません。
次は篠崎さんにお願いします。